FC　テレビドラマなど

　２００９年夏、１７歳のアキは上京し芸能プロダクションに入る。そこでアキは、母・春子が２５年前に上京したときの秘密を知る。東京でアイドルを目指すアキだが、プロダクションを首になったり、女優デビューしたりと次々と思わぬ出来事が起きる。ついに２０１１年３月１２日にコンサートを開けることになるが、その前日、東北地方を大地震が襲う。東日本大震災だった。地元に帰ったアキはそこである決心をする。

　２００８年夏、母・春子に連れられて東京から北三陸にやって来た１６歳のアキは、そこで初めて祖母の夏に会う。アイドルを目指す美少女・ユイ、夏の海女仲間、北三陸鉄道の職員たちといった個性豊かな人々に囲まれて、北三陸になじんでいくアキ。海女を目指すと宣言したアキだったが、なぜかユイとアイドルユニットを結成。さらには東京の芸能事務所にスカウトされて…。「じぇじぇじぇ」や「まめぶ」など、さまざまなブームを巻き起こした朝ドラの総集編。

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　戦中最後の沖縄県知事島田叡の実話を、ドラマとドキュメンタリーで構成した作品。昭和２０年１月、内務省からの異動で赴任し、６月２３日の沖縄戦終結の日までの５か月を、沖縄県民と共に生き抜いた島田沖縄県知事。島田は沖縄住民を守るため様々な改革に着手した。その結果、１０万人の命を救ったとされている。戦時下の沖縄で人々にひたすら「生きろ」と説き続けた島田知事の生涯。

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　室町時代、三代将軍足利義満（あしかがよしみつ）は、家臣を相手に問答を楽しんでいた。この世でいちばん知恵のある者は一休さんだと聞いた義満は、一休さんを呼び出し難しい問題を出す。「ついたてに描かれた虎を退治しろ」「このはし、わたるべからず」「おわんのふたを取らずに、中身を食べる」…。次々に繰り出される難問を鮮やかにとんちで切り抜ける一休さん。楽しい問答のエピソードを交えながら、貴い血筋に生まれた一休さんが、母と別れ仏の道に入り、成長していく姿を追う。

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　漫画家の水木しげるは、２６年ぶりにニューブリテン島を訪れた。太平洋戦争中、水木はこの島で約２年間、兵隊として過ごしたのだ。昭和２０年６月、水木の所属部隊は敵の夜襲で全滅。ただ１人生き残った水木は、その後の爆撃で左腕を失う。復員後水木は、戦死した戦友たちの亡霊に頼まれ、部隊が玉砕するまでを漫画に描いた。漫画家・水木しげるの体験した戦争と玉砕を描く。

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　北海道旭川市にある旭山動物園の飼育係たちが知恵を出し合い、理想の動物園を実現させる姿を描く。新しい行動展示を模索した坂内らは野生動物の宝庫と言われるボルネオに行き、本物の野生とは何かを学んで帰国。知床の原風景を再現しようと「あざらしプール凍らせ作戦」を開始する。

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　２０１０年１月１６日の午後、その２人は同じ新幹線から新神戸の駅に降り立った。１人は、広島へ出張の途中、思わず下車してしまった中田勇治。もう１人は、１７日の朝行われる「追悼のつどい」に出ようとやってきた大村美夏。偶然知り合った２人は、１５年前この地で震災に遭い、今はどちらも東京で暮らしていた。そして２人には、１５年間胸に秘めてきた震災の記憶があった。

　京都の鴨川のほとりで女性の絞殺死体が発見された。殺されたのは東京に住む芝村美弥子。そしてほぼ同時刻に、美弥子の夫健介が乗るヨットが三浦半島沖で事故に遭っていた。この事故と事件につながりがあると直感した警部の熊代は、執拗に事実を掘り下げていく。果たして犯人の鉄壁のアリバイは崩せるのか？

　昭和52年、沖縄に住む比嘉富子は偶然手にした写真集の中に、白旗を掲げて投降する少女の写真を見つける。それは太平洋戦争中に沖縄で、米軍カメラマンが撮影した６歳の自分だった。昭和20年４月１日、米軍が沖縄に上陸し日本軍との激しい地上戦が始まった。家族と逃げ惑ううち、富子は１人はぐれてしまう。生きるために食料を探すのだが、それは想像を絶する困難だった。地獄のような日々の中、富子はガマで暮らす老夫婦と出会い…。６歳の富子が体験した真実の物語。

　太平洋戦争末期の日本。清太と節子の母・京子と，久子はいとこどうしで，夫の出征中は互いに助け合おうと約束した仲だ。昭和20年の神戸の空襲で京子は死亡し，久子は清太と節子を引き取る。配給も途切れがちの食糧難の中，久子はしだいに２人につらく当たるようになる。清太と節子は久子の家を出て，２人だけで生きていこうとするが…。野坂昭如原作の実写ドラマ化作品

　１９４５年８月６日、広島に原子爆弾が投下された。小学２年生の中岡元（ゲン）は奇跡的に助かったが、自宅は倒壊し、目の前で父と姉、弟の進次が焼死した。放射能を含んだ黒い雨による汚染や、被爆した人々のお化けのような悲惨な姿は、この世のものとは思えないほど恐ろしい。そんな中でもゲンは母を支え、けなげに生き抜くのだった。真崎守監督作品。（作品の中に原爆投下直後の惨状を描いたシーンがあります。）

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　聴覚障害者の茂は、ひょんなことからサーフィンを始め、夢中になって練習に励んだ。それを優しく見守る恋人の貴子も聴覚障害者だった。茂の腕前は次第に上達し、サーフィン大会に出場するまでになった。

北野武監督作品。（上映会使用の際は事前届け出が必要です）

　女子校に転校してきた寺沢新子のもとに偽のラブレターが届く。新子に反感を持つ同級生による嫌がらせだった。担任の島崎先生はこの問題をホームルームで取り上げるが、手紙を出した生徒たちは「愛校心のゆえ」と泣き出す始末。やがてこの一件は、ＰＴＡや先生たちを巻き込み大騒動に発展して…。偽のラブレターに右往左往する人々と恋模様をユーモラスに描いた青春映画。

西河克己監督作品。（上映会使用の際は事前届け出が必要です）

　漁師をしている久保新治は、貧しい家に母と弟と暮らす１８歳の若者であった。ある日、新治は浜で見知らぬ少女を見かける。少女・初江は、村の有力者で金持ちの家の娘であった。初江に心ひかれる新治だったが、初江にはいいなずけがいると聞き、ショックを受ける。

森永健次郎監督作品。（上映会使用の際は事前届け出が必要です）